国際的なスポーツイベントの舞台裏として、沖縄をスポーツの聖地に!
【スポーツツーリズムは沖縄の新しい強み】
沖縄の気候や環境を生かし冬の観光閑散期にスポーツを通じて県外からの誘客を強化するという、沖縄県が掲げる「スポーツアイランド沖縄」の形成に向けて、私たちも共に取り組んでまいりました。そして「スポーツツーリズムを基軸とした課題解決」をテーマに、県の戦略策定、地元スポーツイベントのモデルケース作り、自転車イベントの自社運営、プロ野球キャンプのプロモーションなど、様々なテーマの事業を幅広い領域へと発展させてきました。
これまで積み上げてきた実績と基盤を生かして国際的なスポーツイベントを見据えた事前合宿誘致にも携わり、「スポーツアイランド沖縄」の実現に向けてより一層寄与してまいります。
【グループの力を集結し、最大限に活用】
JTBグループには旅行業のみならず様々なリソースを持った会社が揃い、必要な時に必要な会社と協業することが可能です。スポーツ関連事業においても、戦略の策定から携わり具体的なフェーズに落とし込んで実証するという全体の流れの中で、沖縄JTBがグループのフロント企業の役割を担い、事業内容に応じて全国の様々なグループ会社と連携するという強固な体制で取り組んでいます。事業運営において付加価値となるシンクタンク、広告事業会社、ソリューション事業会社などが同じ理念の下で一丸となって沖縄の地域課題に向き合い、国内屈指の旅行事業会社のリソースを活用したソリューションを提供いたします。
グループの総合力を地元の課題解決のために集約する、これこそが沖縄JTBの最大の強みです。
【スポーツ合宿のニーズと地元企業をマッチング】
スポーツイベントの事前合宿誘致やスポーツ交流事業において沖縄JTBは、自治体や選手を支えるという重要な役割を担っています。自社ソリューションのみで企画すると不足や無理があり、行政や自治体が求めるベストな運営提案ができなくなってしまうので、様々な企業と共に協力する姿勢を大切にしています。私たちのもとには合宿を受け入れる自治体や合宿に来る選手、競技連盟からたくさんのニーズが集まってきます。それを解決するためには、より多くのソリューションやサービスが必要です。ニーズとソリューションは数があればある程よいマッチングができます。
より多くの企業と関係性を築き、他社の商品やサービスを把握することで、「スポーツアイランド沖縄」構想に新しい価値が提供できると思います。
【次世代へのレガシーを創造するために】
現在は2020年というシンボリックな目標に向かって全国の市町村が事前合宿誘致による観光誘客と地域PRに凌ぎを削っている状態ですが、私たちは「ポジティブなレガシー」の組み立てを大前提としています。
2020年がゴールではなくその後に続く価値を創造することで、「スポーツアイランド沖縄」構想も2020年をきっかけに大きく飛躍できるよう、スポーツ交流事業に一丸となって取り組んでいます。
新たなツーリズムの創出・推進で冬期閑散期の需要拡大
旅行会社の知見を活かし、スポーツツーリズムによる「観光閑散期」の需要底上げや「交流人口」の拡大を図り、沖縄県事業の受託事業やスポーツ大会の自主運営等を行っています。取組みテーマは、「2020年東京オリンピック・パラリンピック」での沖縄事前合宿の誘致や、「沖縄県内で開催されるスポーツイベント」の立ち上げ・自走化に向けた支援事業、県民・県外観光客に向けた「スポーツの受入環境整備」など多岐にわたり、「スポーツツーリズム」を通じた沖縄での体験価値の創造を推進しています。
沖縄JTBの取組み実績
(自主事業)
・美ら島オキナワCentury Run(H21~H30)
(受託事業)
H30
・スポーツイベント支援委員会運営業務等委託:<沖縄県受託事業>
・スポーツコンベンション誘致戦略推進事業:<沖縄県受託事業>
・沖縄市スポーツコンベンション受入体制整備業務:<沖縄市受託事業>
・沖縄空手広報事業(物産展・旅行博等連携)委託業務:<沖縄県受託事業>
・スポーツ観光誘客促進事業(スポーツアクティビティプロモーション業務):<沖縄県受託事業>
沖縄JTBの取組み事例
「美ら島 オキナワCentury Run」(平成22年〜平成31年)
目的
沖縄の観光閑散期であった1月の需要底上げを目的として、「日本一早い桜と、碧い海を走る」をテーマに、沖縄中北部エリアを巡るサイクリングイベントを継続開催(2010~2019年・10回開催)。コース設定エリアの9市町村の自治体(恩納村、名護市、うるま市、今帰仁村、本部町、宜野座村、金武町、読谷村、嘉手納町)と連携し、沖縄の温暖な気候や自然環境のみならず、サイクリングを通じた沖縄文化の体験や交流を促進し、地域の活性化を目指して大会を開催しました。
沖縄JTBの取り組み
①自治体との連携によるイベントの企画・運営
②オフィシャルツアー、アフターサイクリング等の企画・販売
③県内でのPR活動
④県外・海外からの参加者誘客