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「喜屋武の浜」清掃活動2025報告
2025年4月27日、手つかずの自然が残る沖縄本島南部の「喜屋武の浜(糸満市)」で清掃活動を行いました。
今回は、当社と沖縄JTB労働組合の共催で、近隣ホテルの琉球ホテル&リゾート名城ビーチの社員様含め、49名の方が参加しました。
喜屋武の浜は以前からウミガメの産卵地の一つとなっており、今回、清掃活動前に地域の方から産卵シーズンを迎えたウミガメの様子や産卵を取り巻く環境などをお伺いしました。
ウミガメの産卵を守るために、今の環境や課題を知ることができ、私たちにできることを改めて考える時間になりました。
そして早速ビーチへ。季節によって漂着するゴミは異なってくるそう。
想像以上に外国語のラベルが付いたペットボトルや、浮き、発泡スチロールなども多く、驚きました。
このような漂着ゴミが、ウミガメが産卵のために海から浜にあがってくる時、産卵後海へ戻っていくことを阻害している。と知り、複雑な気持ちになりました。
清掃活動後は、お楽しみの昼食タイム。
お弁当のほか、地元の漁師さん手作りの魚汁や新鮮なもずくをいただきながら交流を深めました。
参加者からは、「人間が生態系に与える影響を考え、日々の小さな行動1つ1つを見直していきたいと思う」「自然と共生する大切さを実感しました。地域に息づく貴重な浜を未来に残せるよう、今後も積極的に保全活動に取り組んでいきたい」などの声が寄せられました。
喜屋武の浜は、ウミガメたちが産卵できる大切な環境資源です。
そして、悠々と海を泳ぐウミガメの姿は、体験ダイビングやシュノーケルを通じて人々を魅了する、かけがえのない観光資源でもあります。
私たちは、この自然の恵みと地域の魅力を守り、未来へとつないでいくために、今後も環境保全活動を継続していきます。